【障害者特例】在職中でも受給することができますか？

６０歳前半の「老齢厚生年金」を既に受給されている方も、これから受給しようかとお考えの方へ耳よりの情報です。

皆さんは、【障害者特例】ってお聞きになったことがありますか？

この【障害者特例】は、６０歳前半の老齢厚生年金を受給できる方が、一定条件を満たすことで加算される制度です。

【障害者特例】を受給できる一定条件とは？

以前に投稿文があるので、こちらをご覧ください。

今回のテーマである「【障害者特例】在職中でも受給することができますか？」ですが、回答としては受給できる場合もあるし、受給できない場合もある、というのが実情です。

理由は、【障害者特例】の対象者は、「厚生年金の被保険者でない」とあります。

ですので、在職しているのと、そもそも受給できないと思いがちです。

ですが、在職中でも厚生年金に加入しなくても良い程度の勤務をしていれば、在職しながらでも【障害者特例】を受給することができます。

整理すると、

１）在職中　+　厚生年金に加入　→　【障害者特例】では受給できない

２）在職中　+　厚生年金に加入義務なし　→　【障害者特例】を受給できる

【障害者特例】を受給できる場合は、【障害者特例】自体の金額をご確認の上、今まで通りの勤務形態を継続して【障害者特例】を受けないのか、勤務時間数等を変更して働きながら【障害者特例】を受給するのかを選択するようにして下さい。

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