引き籠りの子は、発達障害では?
先日、お問合せ頂いた案件ですが、とてもデリケートな案件で即答することができませんでした。
ご相談
お子さんは現在40代後半ですが、20代後半からご実家の自室にほとんどいる生活をしています。
大学院まで通われていたのですが、何かの切っ掛けで学校に行かなくなり、結果中途退学。その後、就職することなく現在に至るとのこと。
居間に来ると、日中でもまぶしいからカーテンを全て閉め電灯も暗めにつける、時計の秒針の音が気になってしまいデジタル時計でないと駄目。そして、感情のコントロールが出来ないことがある。
このような日常生活を見て、ご両親は、発達障害ではないかと疑っており、病院に連れて行った方が良いでしょうか、というのがご相談内容でした。
回答
親御さんから、お子さんに発達障害の可能性があるから、一緒に病院へ行こうと言うのは難しいのではないでしょうか。
難しいというのは、止められた方が良いのではないでしょうか。
20年近く、お子さんは、表面には出していないでけど自己否定して過ごされていたと思います。 意識してもしていなくても。 そんな自分を受け入れているのは両親だけだ、と思っているはずです。
そんなご両親から「貴方は発達障害の可能性がある」と言われたら、どのように感じるでしょうか。
支援をしている会社もありますので、まずご相談をされて、今後どのようにされるかご検討して下さい。
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