診断書に記載誤りが多数あり、病院へ訂正依頼

HAさんはが外出先で下肢麻痺・後頭部痛が出現し、救急搬送されました。頭部CTで脳出血を確認し、治療を受けましたが重度の麻痺・高次機能障害・視野の欠損が残存しました。一人では生活が出来ないため、元介護職の奥様が本人の世話を全部しており、今後の事を考えて障害年金の申請を当事務所へ委任されました。

基本的に病院のカルテ保存は5年間で有り、保存期間内の初診日であったため受診状況等証明書はスムーズに作成して頂けました。しかし、診断書の記載誤りが複数個所有り、訂正依頼をして「年金機構から指摘を受けない」診断書を作成して頂きました。

障害年金の審査は地方では行われず、一括で東京本部にて行われているため、書類一式を申請しても不備やミスが有ると書類が東京から本人に戻されてしまい、審査が遅くなってしまいます。

そのため、当事務所では障害年金申請をする前に、徹底的に診断書をチェックし、不備を病院に訂正して頂いてから申請をしております。

その結果、障害厚生年金1級の認定を受ける事が出来ました。