循環器疾患による請求事例:突然、難病宣告。ICD施術。

TKさんは前胸部痛および発熱を主訴に近医を受診して心電図を撮ったところ異常が有り、循環器専門病院を紹介されました。

検査施行したところブルガダ様心電図を示し、「ブルガダ症候群」と診断されました。突然死の家族歴も含めてICD埋め込みが必要となり、手術をしました。

営業職として顧客先に営業車で廻っていましたが、病気のため運転に規制が入り、会社退職を余儀なくされました。また、移動も交通機関や徒歩になり外出が億劫となりました。

ICDによって障害の認定を受ける場合は、それを付けた日が「障害認定日」とみなされます。つまり、初診日から1年半待たずとも、障害認定日請求が出来ます。

そして障害認定基準では、ICDを装着したものについては3級以上に認定するとされています。

TKさんも障害年金申請の必要な初診日証明や診断書を整備し、請求したところ障害厚生年金3級を受給出来ました。