精神疾患による請求事例:急に「ブチッ」と。双極性障害発症。
AOさんは再婚の話が持ち上がり、子供たちも再婚を理解してくれていました。しかし、眠れ無い日々が続き、不眠の訴えで産婦人科受診時に避妊薬と一緒に「不安神経症疑い」の病名で抗不安薬を処方されていました。
その後、再婚・離婚と続いた中でも仕事や子育てを頑張っていましたが、急に「ブチッ」と気分が落ち、「双極性障害」となりました。
うつのときは不眠・不安・抑うつ気分を呈し、何も出来ず寝たきり状態となり、躁の時は現金一括で車を購入したり突然フラダンスを習い始める等の無計画な行動が目立ち・過活動傾向に有りました。
日常生活活動能力は低下しており、長期間の定職に就く事は不可能と病院より考えられたため、障害年金申請を当事務所へ委任されました。
障害年金申請書類を作成時には、時に、「初めて受診した病院」が御本人様の御記憶とは違った病院になる事があります。
AOさんの場合も、精神的な病気を診てもらい始めたメンタルクリニックが初診病院だと御申告ありましたが、実際は受診状況等証明書を取寄せると、メンタルクリニックより前に産婦人科で精神的な病名による抗不安薬を出されていることが判明しました。
それにより、正しい初診日の病院から証明書を作成して頂き、また、初診日がずれたことから保険納付要件も再度見直しをして、年金事務所に障害年金申請書類を提出した結果、3級の認定を受ける事が出来ました。
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