札幌障害年金相談センターの米田です。今回は、当センターに寄せられるご相談でも、もっとも多い精神疾患についてです。精神疾患と一言で言っても、3分類があることは皆さんご存知だったでしょうか。
精神疾患の3分類とは?
皆さん、精神疾患には、原因により3分類できることはご存知でしょうか。ストレスから精神病は発症すると考えられがちですが、そうではないようです。
どのような原因のもとで発症するのかご紹介したいと思います。
1、内因性精神疾患
「統合失調症」や「躁鬱病」、「否定型精神病」が、この分類が該当します。
遺伝によるとか、脳の血流に障害があるとか、ウイルス感染によるとか説がいろいろありますが、発症する原因がはっきりしていないのものこの分類の特徴です。
※「障害年金」の「障害認定基準」は、こちらです。
2、心因性精神疾患
この分類には「神経症」「心因反応」が該当します。「心因性」とあるように心に大きなショックが与えられたことにより発症するものです。ショックの例としては、親や親しい人の死に分かれ、会社の倒産、虐待等です。
3、身体因性精神疾患
この分類は、「からだ」が原因で発症するものです。更に二つに分けることができますので、各々を見ていきたいと思います。
1)「脳器質性精神疾患」:脳自身の病気によるものです。 アルツハイマー病や脳梗塞による地方、脳腫瘍によるせん妄 などです。
2)「症状性精神疾患」:脳以外の「からだ」の病気によって発症するもの。甲状腺機能異常や膠原病による鬱状態が該当します。
以上となります。
一言で精神病と言っても、色んなことが影響して発症するものだと改めて考えさせられました。
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