【障害年金】御両親を含めた人間関係からうつ病を発症!?札幌障害年金相談センターの米田です。

「障害年金」の手続きをお手伝いさせて頂く中で、主治医から「御本人に診断書を見せないように」と釘を刺されるケースがあります。この場合、どのように対応をしたら良いのでしょうか?

病状をご本人から聞取りするのは大事なことですが、ご本人から聞取りをすると、作成して貰った診断書の内容のすり合わせも自然とご本人とやり取りすることになってしまい。今回のそのようなケースを紹介させて頂きます。

幼少期に暴力的な家庭に育つ

KSさんは幼少期の約10年間毎日のように父から罵声を浴びるような虐待を受けていました。父は非常に気性が荒く、常に包丁が出てきたり、数回リビングに灯油を撒いて焼身自殺を図ろうとしたり、母に対し身体的暴力をしていました。母からは「あんたさえ居なければ!」と罵られていました。

その後、成長し仕事に就くも、直属の上司とのトラブル後にパニック障害を起こし、精神状態が不安定になりました。

うつ病で別の人間に?

精神病院では「うつ病」と診断され服薬を始めましたが効果は不十分であり、希死念慮も出現するようになったため入院を繰返し、最近では以前と別の人間なのではないかと思う程、気性の違う人間性となってしまいました。また仕事も全く出来なくなり、日常生活においても全て援助が必要な状況となりました。

精神疾患による請求事例

そのため、同居されている奥様や小さいお子様が強いストレスに遭われており、障害年金の申請を依頼されました。

障害年金申請に必要な診断書を確認してもらう際も、診断書内容が御本人の治療に良くない影響を与える可能性が有ったため御本人では無く御家族の方と連絡を取り合い、初診日の証明や役所とのやり取りも全て当事務所で行いました。結果、障害厚生年金2級に認定され受給する事が出来ました。

余談

これは余談ですが、幼少期からの御両親との関わり合いが原因の1つとなって、うつ病を発症された方の事案を紹介します。紹介されて頂いた理由は、私も子がいる親として、幼少期の子供との関わり合いが、大人になっても良くても悪くても大きな影響を与える可能性があることを戒めとしていきたいと思っているからです。私はできるだけ良い影響を与える父親でありたいと思います。

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