精神疾患による請求事例:部下の不始末でうつ病発症

MKさんは管理職でしたが、部下の不始末が原因で管理責任を問われ降格し、久しぶりに慣れない営業職に就きました。ノルマが達成できず、社長から人前で叱責を受けたり年下の部下だった者からも小言を言われるようになってストレスが溜まり、不眠が続き憂うつな気持ちが強くなりました。

精神病院を受診しながら会社を退職し、自営業を始めましたが大損を出して廃業したことからウツ状態が酷くなりました。絶望感が強く、金銭の不安も強かったため、障害年金申請を当事務所へ委任されました。

年金記録を確認し、保険納付要件を満たし受給資格が有る事を確認しました。そして、病院へ診断書の作成を依頼しましたが、診断書作成時では御依頼者の状態を正確には反映されていなかったため訂正依頼をし、御本人が納得されるまで病院側とやりとりをしました。

また、認定日での診断書も作成していただけたため遡り請求が認められ(最大5年分)、障害年金3級の認定を受け、認定日分までの年金も遡って受給できました。