精神疾患による障害年金2級認定事例 MTさんのケース

御本人様から相談がありました。MTさんは子供の頃から両親がとても厳しく、家族皆が仲の悪い状態であり、自分の居場所が有りませんでした。進学しても馴染めなくて引きこもりがちになり、付き合っていた男性とも結婚しましたが家庭生活は困難でした。

 

人混みや電車の中で息苦しくなったり、不眠・抑うつ気分・意欲の低下がみられ、失神も起き始めたため、精神科を受診したところ、「難治性うつ病」と診断されました。

 

希死念慮が生じることも多く、抑うつ状態が重度で認められており、病院からの診断書内容は2級に該当すると思われました。また、御本人様からも詳しくヒアリングを行い病歴・就労状況等申立書で日常生活について補足しました。

 

認定日付近のカルテも残っていたため、「障害認定日による請求」を行い、結果、障害2級に認定されました。