ブルガタ症候群

疾患名については、ブルガダ兄弟によって報告されたことが起因している。

この疾患は発作があり、発作があると心室細動(一種の不整脈。心臓が細かく不規則に震え、全身に血液を送れなくなる状態)となる疾患です。

心室細動の発作が起きると、意識を失う、睡眠中なら呼吸がおかしい、などの症状が見られる。

一過性であれば自然に回復することもある。

しかし、心室細動が止まらなかった場合は、死に至ることも。

これまでに心肺停止などが起こった場合はハイリスクな「症候性ブルガダ症候群」として扱われるが、ほとんどの場合は自覚のない「無症候性ブルガダ症候群」で、定期検診の心電図検査などで特徴的な波形が見つかることが多い。

《追加資料》

ブルガタ症候群については、下記URLに詳しいです。国立循環器病研究センター病院 http://www.ncvc.go.jp/hospital/section/cvm/arrhythmia/brugada.html

《障害認定基準》

難治性不整脈による障害認定基準」を確認して下さい。